前回のブログが長くなりすぎて、
中途半端で終わったので、
その続きです。
短時間高時給

前回のブログの最後に書いた、
先輩となった娘が直面した、
なかなか難しいこと・・・
一番頭を悩ませていたのは、
自分と違うモチベーションの後輩指導。
新人といっても、
娘より年上の人がほとんどで、
「面倒を見るなんて、できるかな?」
なんて思いながらも、
その人その人に合わせて、
自分が先輩に教えてもらったことを、
娘なりに教えていたようです。
ナイトワーク経験者の人、
ナイトワーク未経験者の人、
キャラが濃くて騒がしい人、
待機場でもお客様の席でもほとんど
話さない静かすぎる人、
いろいろな人がいたようでした。
いろいろな新人の面倒を見る中で、
一番苦労したのが、
モチベーションの違う後輩指導。
だったそうです。
モチベーションの話の前に
娘が働いていたガールズバーの
給料システムを少し説明します。
基本時給1500円~
指名数、SNSの更新回数で、
基本時給にプラスアルファーがつくシステム。
基本時給は経験者だと少し高くなり、
未経験者は基本1500円スタート。
指名料や同伴手当は1000円~3000円
SNS更新の手当ては更新した日数で変わる。
レギュラーキャスト、
アルバイトキャストどちらも同じく適応。
お店によってシステムは異なりますが、
娘の働いていたガールズバーの
システムはこんな感じでした。
時給が貰えればいい
で、娘が苦労した
モチベーションの違いの話ですが、
ナイトワークを始める人の多くが、
日中の仕事より働く時間が短く高時給に
魅力を感じている人が多く、
実際に娘が指導していた後輩の
ほとんどが短時間高時給目当てだったそう。
娘が私に愚痴を話すときいつも
「短時間高時給目当てで働くことが
悪いとかじゃないんだけど・・・」
そう前置きしていたんですが、
短時間高時給目当てのキャストは、
・時給がもらえるので待機場にずっといても平気。
・フリーのお客様を盛り上げることもなく
セット時間が過ぎるのをただこなす。
・同伴やアフターの話を丸投げしてくる。
・SNS更新はほぼしない。
ほかにもいろいろ愚痴と言うか、
苦労している話は聞いていましたが、
キャストという仕事を真面目にしていたというか、
短時間高時給だけが目的ではなく、
キャストという仕事に目標をもって
働いていた娘にとっては、
「昼間働くより時給良いから」
「指名とれなくても時給高いし」
「アフターとか行きたくないので先輩お願いします」
時給が良いから働いているだけで、
指名とったり同伴、アフターなんて
面倒なことはしたくな~い
なんてことを、待機場やお客様の席でも
あっけらかんと言う後輩の相手は、
「本当に本当に疲れる。」
と言っていました。
ダメなわけじゃないです
娘がガールズバーを辞めた理由を
書いていたら、
短時間高時給を求めることが、
ダメだと言っている感じになってしまいましたが、
そうではないです。
短い時間しか働けない人や、
目的や目標があって、
高時給を求める人もいる。
そのこと自体は悪いことではないし、
ぜんぜんありだと思います。
ダメだなと思うのは、
実際に娘がいわれたことなんですが、
「時給だけ貰えればいいや~」
「SNSの更新や同伴なんてめんどくさいから
したくないからしな~い」
「私はバイトなんで~アフターは
先輩が言ってくださいね!」
なんてことは、
お客様の席ではもちろんですが、
キャストの待機場でも言うべきではない、
言ってはダメなことだと思います。
百歩譲って、
キャストの待機場でキャスト同士で
話すのは良いとしても、
安くはない金額を払って、
飲みに来てくれるお客様の席では、
絶対に言ってはいけないし態度に出すのも、
ダメなことだと母娘で話していました。
まあ、モチベーションの違う人と、
一緒に働くのはナイトワークに限らず、
ストレスだし疲れますよね。
そういえば、
娘がキャバ嬢になってから、
お互いに忙しくしていて、
あまり話をしていないので、
近々、聴いてみたいと思います。

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