12月も半ばどころか後半。
2023年も終わりに近づいていますが、
いかがお過ごしですか?
私は11月に息子から、
「学校を辞めたい。」と
爆弾?衝撃?発言され、
「え~!マジ!?」という思いと
「やっぱりな~」という思いで
頭と心が修羅場でした。
12月の中旬になって
私の頭と心の修羅場も落ち着き、
今後の方向性も決まったので、
ブログに書こうと思います。
通信高校へ転入学します
11月某日、
息子の口から「学校辞めたい。」と
衝撃発言されました。
まあ、夏休み明けからの
息子の状態を見ていたら、
「いつか言ってくるだろう。」
そう思ってはいましたが、
実際に息子の口から
「学校辞めたい。」
の言葉を聞いたときは
本当に頭も心も修羅場でした。
爆弾発言されるまで、
されてからも
本当にいろいろなことがありました。
気持ちの整理と記録のために
ブログに書こうと思ったのですが、
かなり膨大な量になると
予想されますので、
まず、話し合いを重ねて
ようやく決まった方向性を書きます。
息子は手続きや書類がそろい次第、
通信制高校へ転入学します。
現在、在学中の高校と、
転入先の高校に申請をして、
書類などを揃えてもらっています。
転入学と編入学の違い
息子が現時点で席を置いているのは、
全日制の公立高校です。
「学校を辞めたい。」
と言われた時は、
「高校を辞めるってことは、
高校中退するのか~。」
「全日制の高校から、
どこかの高校へ転校ってできるのかな?
同じ公立高校は無理だとしても、
私立高校はいけないかな?」
なにせ初めてのことなので、
知識も経験も全くなく
頭の中は?でいっぱいでした。
転入学
転入学とは、
現在高校に在籍している生徒が、新たに別の高校に入学すること。
転校や転入学ともいわれます。
在学している高校を辞めずに、
通う高校を別のところに変える
というイメージです。
転入前に通っていた高校での、
出席日数、単位数で新しい高校での学年が決まるため、
自分の同級生と同じタイミングで高校を卒業することも可能。
編入学
通っていた高校を「退学」したあと、
別の高校に再入学することを編入学と言います。
編入する場合には基本的に
新しく入学予定の学校と個人の間でのやり取りになります。
ただし、
新しく入学予定の学校から書類の提出を求められた場合に、
以前に通っていた高校へ書類の請求をする必要があります。
在籍していた高校で取得した単位は、
卒業に必要な単位として新しく通う高校に
引き継ぐことができます。
ただし、高校1年で取得単位がない状態で退学した場合、
編入学した高校で単位を最初から取得することになるか、
一般受験生と一緒に再受験を行う形になります。
転入学と編入学どちらがいい?
転入でも編入でも新入学でも
高卒資格を取得できることに変わりはありません。
転入、編入のどちらを選んだ場合でも
以前の高校で取得した単位を引き継ぐことができます。
ただ、大きなデメリットにはならないかもしれませんが
一度高校を中退してしまうと、
就職活動などで履歴書を書くとき
「○○高校中退」と書かなくてはなりません。
また上にも書きましたが
高校1年生で取得できる単位が
ほぼ無い状態で中退した場合、
編入した高校で最初から単位を取得するか、
一般受験生と一緒に再受験を行う形になります。
公立の全日制高校から転校できる?
公立の全日制高校は、やむを得ない理由がない限りは
転校を受け入れません。
例外的に、東京都や大阪府のように
都内・府立の公立高校への転入を許可している自治体もあります。
やむを得ない理由として認められるもの
- 引っ越し
- いじめ
- 不登校 など
息子の場合、
やむを得ない理由のどれにもあてはまらないので、
通信制高校への転入学にしました。
最初に確認
息子の口からはっきり、
「学校辞めたい。」と言われた時、
私の頭と心は修羅場で、
息子に何と答えればいいのか、
言葉が看受かりませんでした。
でも、
「学校を辞めたい。」は
高校に通うことを辞めたい
のか、
今の高校を辞めたいのか
息子が言う「学校を辞めたい。」は
どちらの意味なのかを確認しました。
そのことを確認するのは
とても大切なことで必要だと感じたからです。
なぜなら息子は中学3年の志望校を決める時期、
同級生のほとんどが志望校を決めた時期も、
「高校へ行く必要性がわからん!」
「なんで高校へ行かなきゃダメなん?」
そんなことばかりを言っていて、
受験する高校がなかなか決まらなかったのです。
最終的には
「サッカー続けるのに○○高校へ行くわ。」
といって今の高校に決めたのです。
だから、
サッカー部に入部しなかった時から、
心のどこかで「高校辞めるかもな。」と
思っていて、
冒頭での
私の「やっぱりな~」は
このことからきているのです。
私は息子に
「今通っている高校だから辞めたいの?
違う高校に転校できたら高校へ通うの?」
と聞いてみました。
息子は
「いろいろあってサッカー部に入部しないと決めて、
違う部活に入ってなんか見つかるかと思ったけど、
何も見つからないし、学校で授業を受けていても、
なんでここにいるんだろう?意味ある?としか思えない。
自分で決めた高校だけどこれ以上通うのは無理なので、
違う高校に転校させてほしいです。」
そう私に答えました。
「入学してすぐに、サッカー部に
入る、入らないでお母さんともめたとき、
サッカー部に入らなくても学校はちゃんと続ける!
って自分で言ったし、朝起こしてくれたり、
お弁当作ってくれたり、俺が学校へ行くと嬉しそうで
ずっと言えなかった。ごめんなさい。」
と言われ、私は泣いてしまいました。
私は「学歴が大事!全て!」
とは思っていませんが、
娘にも息子にも、
「高校だけは卒業してほしい。
大学は行きたかったら行けばいいけど、
高校だけは絶対に卒業してほしい。」
そう言い続けてきました。
私の言葉が息子にとって、
プレッシャーになっていたんだと
すごく申し訳なくなって泣いてしまいました。
でも確認したことで、
違う高校でやり直したい、
高校へ通う気持ちはあるとわかったので、
息子にちゃんと聞いて良かったと思いました。
転入学先への問い合わせと面談(見学)
息子に
違う高校でやり直したい気持ちが
あることがわかってから、
私は現時点で席のある高校の先生に相談したり、
ネットでいろいろ検索しました。
その中で5校の学校に問い合わせし、
1校は電話での面談を受け、
2校は実際に学校へ行き
見学し面談を受けてきました。
通信制高校を調べるにあたっては
こちらのサイトを利用しました。
ネットや直接電話で問い合わせをして
わかったのですが、
通信制高校は
基本的に登校する必要が無いので、
自分たちが住んでいる地域でなくても
入学することが可能ということがわかりました。
選ぶコースにもよりますが、
タブレットやスマホなどで授業を受け、
レポートを提出するのが基本で、
年に2回スクーリングを受けるために
本校へ行かなければならないけれど、
それ以外は通わなくて良いそう。
スクーリングとは?
正式には「面接指導」と呼ばれるもので、
対面で授業を受けたり、相談したりすること。
通信制高校とは
・通信制高校とは通信による教育を行う課程のことで、
学校教育法により、修業年限は3年以上と定められています。
・基本的に毎日学校へ通う必要がなく、
郵送やパソコン通信などを活用して単位を取得していく学校です。
・通信制では一般的に単位制が導入されており、
課題の提出やテストによって単位を取得し、
必要な単位数に達することによって卒業要件を満たすことができます。
在学中の高校の担任から、
転入先の候補として教えてもらった1校と、
サイトで検索して出た候補2校の
合計3校の通信制高校に
電話で問い合わせをし、
実際に2校の学校に見学と面談を受けに行きました。
どちらの学校も、
駅近くのビルの中にあり、
雰囲気というか印象は、
教室というより自習室のような感じでした。
候補:1
室内のいたるところに、
仕切られた机がたくさんあって、
それぞれにパソコンやタブレットが
設置されていました。
面談をしてくれた方の話では、
通信制高校へ通う生徒の多くが、
人と関わることが苦手なので、
普通の学校のような机の並びにせず、
パーテーションなどで仕切り、
1人で勉強できるようにしているとのこと。
週に2日登校
週に3日登校
週に5日登校
完全オンライン
自分に合ったスタイルを選んで
単位を取得していく。
スクーリングは1年に1回。
2年生は1年に2回。
候補:2
私も知っている机の並び方で、
パーテーションで仕切られていました。
生徒一人一人が
タブレットを使用して勉強するスタイルは
候補:1の学校と同じですが、
各教科の教師が常勤しているので、
わからないことを質問することができ、
わかるまで教えてもらうことができる。
毎月渡される時間割表に、
常勤する先生の名前が書いてあるので、
それに合わせて自分のペースで
時間割を決めることができる。
自分のペースで
学校に通う日数を決めることができる。
スクーリングを受けに
本校へ行く必要がない。
制服はなく私服で良い。
同じ通信制高校なのに、
それぞれに特徴があり、
見学に行って面談を受けて良かったと思いました。
長くなったのでここまでにします
通信制高校に
電話で問い合わせをしたとき、
「まずはお母様がいらしてください。」
そう言われ
「通うのは私ではなく息子なのにな~」
「息子が行かなきゃダメなんじゃないの?」
と思いながら見学と面談を受けました。
そのときに聞いたのですが、
通信制高校へ転入してくる子の多くは、
不登校や引きこもりになった子だそうで、
「まずはお母様がいらしてください。」
と言われたのは息子もそうだと思ってのことでした。
でも、息子は在学中の高校が合わなかっただけで、
引きこもりではなかったので、
息子も一緒に見学や面談を受ければ、
私が見てきたことを説明して、
後日、息子と見学に行くという
手間は省けた気がします。
・・・かなり長くなってしまったので、
続きは次のブログに書こうと思います。
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