鉄欠乏性貧血と起立性低血圧の娘と私のこれまでとこれから

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こんにちは、こなきあです。

今回は新しくカテゴリーに
母娘(M&D)を追加して、

私と娘のこれまでと、
現在進行形の日常などを
書いていこうと思います。

娘は今、高校2年生です。

毎日遅刻せずに・・・とはいきませんが、
学校に通えるように(保健室登校ですが。)なり、
ぼちぼちですが教室へも行けるようにまでなりました。
少しずつですが遅れた分を取り戻せるように頑張ろうとしています。

希望していた高校へ入学してすぐに緊急事態宣言で長いお休み。

学校が再開されてもマスク着用、

お弁当は黙食、
文化祭や体育祭の規模縮小、

期待していた高校生活は、
娘が思っていたものとは
ぜんぜん違ったものでした。

思っていたものとは違っていたけれど
娘なりに頑張っていたんだと思います。

期待していた高校生活とは違ったけれど
娘なりに頑張り、頑張りすぎたことで、
娘の心と体が疲れてしまっていました。

毎日顔を合わせて会話もしていたのに、
娘の心と身体の変化に、
私はぜんぜん気付いていませんでした。

気付いてからは私なりに頑張っていますが、

正解がわからないし、

愚痴りたい時もあるし、

誰かに聞いてほしい時もある。

「そんなときは夫婦で話し合えば?」
なんて言われることが多いのですが、
うちの旦那は聞いてはくれますが、

残念ながら「聞く」だけで、
意見やアドバイスをくれることはなく、
私のストレスがたまるだけなので
ブログに書いていこうと思います。

鉄欠乏性貧血

貧血のなかで一番多いのが、
鉄が不足することによって起きる
「鉄欠乏貧血」です。

私たちの体内にある血管。
体の隅々まで張り巡らされた血管で
全身に血液を巡らせています。

その血液の中に存在する赤血球は、
肺で酸素を取り込み、全身へ送り届ける
重要な役割をしています。

赤血球が酸素を取り込むことができるのは、
ヘモグロビンというたんぱく質のおかげです。

ヘモグロビンを作るためには、鉄が欠かせません。

体内の鉄が不足すると
うまくヘモグロビンを作ることができなくなります。
そうすると赤血球もうまく作られなくなり、
数が減少し、赤血球のサイズも小さくなってしまいます。

その結果、
全身に十分な酸素を送り届けることができなくなります。

それが、鉄欠乏性貧血です。

よくある症状

  • 全身倦怠感
  • めまい
  • 肌のかさつき
  • 口角が切れやすくなる
  • 息切れ
  • 抜け毛や枝毛が増える
  • イライラ感

起立性低血圧

急に立ち上がった時や起き上がった時に、
血圧が低下し、軽い意識障害、
いわゆるめまいを起こすこと。

めまいは正常な人でも起こることがありますが、
症状がひどく病的な場合「起立性低血圧」といいます。

脳への血液循環が減少することによって起こり、
めまい(回転性ではない)や吐き気がおこり、
意識がなくなることもあります。

よくある症状

  • 立ちくらみ
  • 気分不良・全身倦怠感
  • 朝の起床困難
  • 午前中は調子が悪く午後には回復する
  • 頭痛
  • 腹痛
  • 顔色が悪い
  • 食欲不振
  • 動悸
  • 車酔い

3つ以上ある人、2つでも症状が重いものがある人は

「起立性低血圧」が疑われます。

軽く考えていました

娘が中学2年生の頃に
学校で希望者のみが受ける
「貧血検査」がありました。

娘は検査を受けたんですが、
結果があまり良くなく再検査もしました。

幸い、再検査の結果は「要経過観察」で、

今後ひどくなるようなら、病院へ行ってください。

という結果でした。

今思い返してみると、
貧血検査をする前から
症状が出ていたのかもしれません。

あの時の検査結果を
私も娘もあまり重くは受け止めていなくて、
月経も始まりだしたから仕方ないんじゃない?
くらいにしか思っていませんでした。

貧血検査のあった中学2年の頃、
娘の月経が始まり、
身長も20cm近く伸びていました。

部活動でも先輩達が引退して
自分たちの代に変わり張り切っていて、
体も生活も変化が多い時でした。

私自身も子供の頃から、
立ちくらみを何度も経験していたり、
血液検査でも娘と同じようなことを言われていたし、
身長が短期間で16cm伸びたのも娘と同じ中学2年生の頃で、

「母娘ってこんなとこも似るんだ。」

と再検査と言われた時も
そんなに重くは受け止めていませんでした。

再検査の結果が出た時も、
「要経過観察」で済んだから良かったね!
母娘で重く受け止めてはいませんでした。

「鉄欠乏性貧血」や「起立性低血圧」

という言葉を知らなかったこともあったかもしれません。

高熱

今娘は高校2年生です。

中学2年のとき、貧血検査で「要経過観察」と言われ、
言われた直後は娘の体調を気にしていました。

再検査後は幸い何事もなく・・・
「立ちくらみ」「イライラ感」「倦怠感」「月経が重い」
などたまに報告してくることはありましたが、

倒れたとか意識を失ったなど重い症状がなかったので、
いつの間にか忘れていました。

毎日一緒にいるとちょっとした変化に気付かないとか、
見慣れすぎて変だと思わないことってないですか?

あの頃私は、
娘が「立ちくらみ」や「月経が重い」と言っても、
変だとも思わず「今月もか~。」
くらいにしか思っていませんでした。

貧血検査をした中学2年生から月日が流れ、
無事に高校受験も終わり、
希望していた高校に入学でき、
娘も喜んで自転車で通学していた、
「要経過観察」なんてすっかり忘れた頃、

コロナの影響でしばらく顔を見ていなかった私の父親に、
「顔色が良くないけど体調が悪いのか?」そう言われました。

「いつもと変わらないよ。」と私が答えたら、

「いや、わしには青白く見える。どこか悪いんじゃないか?」

そう心配そうに言われ、
娘の顔をまじまじと見るのですが、
私にはいつもと変わらない顔色にしか見えなくて、

「もともと色白だからじゃない?」
そう答えてその日は終わりました。

父親から言われて

「そういわれてみれば、顔色が悪い日がこれまでにもあったかも?」

そんなことを思い始めた頃、
午後の部活を終え学校から帰ってきた娘が、
「熱あるかも・・・」
そういって自室に行ってしまいました。

いつもなら、
「自転車で帰ってくるからお腹がすく!」
とおやつを食べるのに、
珍しいな~と思いながら体温計を持って娘の部屋へ行くと、
娘はすでにベッドで横になっていました。

「時期が時期だから、熱を測ってね。」
そう言いながら娘に体温計を渡し熱を測らせると、

なんと、39度

今朝、出かけるときはなんでもなかったのに、39度

コロナになっちゃった?
いや、インフルエンザもそろそろ流行る頃だし・・・
でもまだインフルエンザ出てるって聞いてないな・・・ただの風邪?
コロナになると熱って出るんだっけ?土曜日だし病院はもう閉まってるよね?
夜間の救急行った方が良いかな?

「熱以外、なんかない?体のどこか痛いとか、吐き気がするとか、ない?」

私の質問に娘は「ない。ただしんどい。」
それだけ答えて寝てしまいました。

赤ちゃんの頃からめったに熱を出さない娘が、
39度の熱を出したので私はパニックでした。

白血球の数値が異常です

インフルエンザだったら、
発熱してから24時間経過してないと
反応が出ないと聞いていたので、
翌日の日曜日の朝一で当番医へ行きました。

電話で熱があることを伝えていたので、
病院の駐車場まで看護師さんが出てきてくれ、
検温、問診をしました。

20分ほど車内で待っていると電話があり、
娘だけ検査のため中へ呼ばれました。
娘だけ病院内へ行ってから、
しばらくして私も呼ばれ中へ行くと、

「インフルエンザでもコロナでもないです。
発熱の原因がわからないので血液検査をしたのですが、
白血球の数値が異常なのでそこからきた熱だと思います。」

検査結果を見せられても
私にはなんの数字なのかさっぱりでしたが、

検査結果を見せながら先生は、

「娘さんは普段から顔色はこんな感じですか?少し青白いですね。
まあ、白血球だけではなく、他の数値も異常に低くて平均をはるかに下回っていますから、
顔色だけでなく、体調もこれまで何かしらの症状が出てたんじゃないですかね。
一度、大きな病院、できれば血液内科のある病院を受診した方が良いですよ。」

家に帰って検査結果を見ながら、
白血球の数値って前にも言われたような・・・
貧血検査のことを思い出し、
保管しておいた検査結果を見て、

やっぱり!と思いました。

「要経過観察」と言われた時より
数値が下がっていました。

数値が下がっていたことと白血球という言葉に、
私はなんだか意味もなく不安な気持ちになりました。

「女の子は強い。育てやすい。」

娘を産んでから
周りの人によく言われてきました。

実際、娘は赤ちゃんの頃から
熱を出すこともほとんどなく、
小さなケガも大きなケガもなく、
順調に育ってきました。

下に息子がいるのですが、
赤ちゃんの頃からしょっちゅう熱を出し、
お腹を壊して病院へ行くことが多かったので、

「女の子が育てやすいって本当だな~。」
と感じていました。

その、めったに病気にならなかった娘が、
ずっと前から調子が悪かったのかもしれないと思うと、
気付いてあげられなかったことを申し訳なく思いました。

自分が母親だから子供のことをなんでも気付いてあげられてる!
そんな強気なことを言うつもりはありませんが、
このあと「血液内科」を受診して、
私が気付けていなかったことを
たくさん知ることになりました。

次回はその時のことを書きます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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