血液内科がある病院は娘を産んだ病院でした

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こんにちは、こなきあです

『血液内科』って
どこの病院にでもある訳じゃないんですね。

家から一番近い
『血液内科』のある病院を調べたら、

娘が産まれた県立中央病院にありました。

10数年ぶり

血液内科がある病院は、
偶然にも娘の産まれた病院でした。

私が娘を産んだのは、
当時住んでいた家と実家の近くの
大きな総合病院なんですが、

娘を産んだときにはすでに
築〇十年の古い建物で、

「いずれ建て替える」と言われていました。

初めての妊娠・出産に向けて、
病院の情報収集をして、

・ちょっと遠いけどきれいな個人病院

・近いけど古い総合病院

最後まで迷ったのが、
この2つの病院でした。

きれいな個人病院に、
かなり惹かれましたが、

朝仕事に行ってしまったら、
いつ帰るかわからない、旦那。

実家の母は現役で働いてる。

基本的には、なんでも1人。
お腹が大きくなったら運転も大変だし、

きれいな個室や豪華なディナーに、
心惹かれるけど・・・

現実的に考えよう。

と思い、
近くの総合病院を選びました。

娘を産んだあと今の家に引っ越したので、
総合病院へ行くこともなく、

「いよいよ建て替えるんだって!」

と聞いたり、

「完成したみたいよ!」

って聞く程度でした。

実家からは近いのでたまに通ることはあり、
外観などの変化は知っていましたが、
中に入るのは建て替え後初!

10数年ぶりに訪れた病院は、
娘を産んだ時とは見た目も中身も、
全く違う病院になっていました。

総合病院は混んでるイメージしかないので、
朝一番で病院へ行ったのですが、
駐車場にはすでに何台もの車が止まっていました。

いまさら急いでも・・・
と思いながらもちょっと小走りで中へ向かうと、

まあ、当然ですが中にもたくさんの人。

「一番の人って何時から来てるんだろう?」

なんて思いながら受付へ。

産まれた病院とはいえ、十数年ぶり。

しかも、
紹介状も何もないのでまずは総合受付へ。

当番医でいわれた「血液内科」のことを話すと、
すぐに予約を入れてくれました。

「無理して小走りしてみたけど、
 この人数じゃ意味なかったな~。」

受付をを終えたあと、
そんなことを考えながら
受付前の空いてる椅子に座り、
改めて周りを見渡してみると

「本当に病院?ホテルみたい。」

って思うくらい変化していました。

高い高い天井は一部吹き抜けになっていて、
そのすぐ下にはガラス張りのエレベーターがあり、

建物の中央近くには、
1階から2階へ続く長いエスカレーター。

案内窓口のカウンターも、
ホテルのフロントのような造り。

娘を産んだ時はいかにも、

病院!

って感じの無機質というか
シンプルな作りだったのに、

ちょっとした、いや、かなり、
高級ホテルのような姿に変化していました。

血液内科へ行くまでが遠い

ロビーに並ぶたくさんの椅子はもちろんですが、
診察室や検査室の前に並んでいる椅子、
3人掛けの背もたれのないベンチ?も全部に、

隣同士に座れないように✖のテープが貼ってあり、
椅子を置く間隔も広くしてある。

「人がたくさんいるのに、
 ごちゃごちゃしてる感じがしないのは、
 ソーシャルディスタンスだからか。」

そんなことを考えながら、
人間ウォッチングしていたら、
名前を呼ばれました。

血液内科の方へ行くのかと思ったら、
熱がある人はもれなく、
コロナの検査をしなければならいようで、

普段は診察室でもなんでもないであろう部屋に通された。

「結果が出たらお呼びしますのでこの部屋の前の椅子に座ってお待ちください。
トイレなど以外はなるべく部屋の前の椅子に座ってお待ちください。」

昨日の病院ではコロナでも、
インフルエンザでもないと言われたけど、

潜伏期間とかあるだろうし、
仕方ないか~とは思うけど、

何度も念押しされて、

看護師さんも一人付き添うし、
検査室前の受付の人もチラチラ見るし、

なんだか悪いことした人みたいな気分でした。

鼻の中に綿棒のようなものを入れられ、
2日連続で採血され、
結果が出るまでの待ち時間も監視付き。

仕方ないとはいえ、
血液内科で診察を受ける前に、
すでに娘はお疲れモード。

2人で並んで20分ほど待機していたら、
再び臨時の診察室に呼ばれ、
コロナでないことが証明されました。

いよいよ血液内科行くのかと思ったら、
MRIだかなんだかを撮るからと次の検査室へ。

大きな病院だから仕方ないけど、
いちいちが遠い。

採血して顔色がちょっと悪くなった娘を見て、
看護師さんが、

「体調が悪そうなんでショートカットで行きましょう!」

そういうと、staffonlyと書かれた扉を開けてくれ、
中に入りちょっと歩いて扉を開けたら、

あら不思議!
待機するように命じられ、
さっきまで座っていた椅子のすぐ近く!

付き添いだけのくせに、
すでに歩き疲れていた私は、
心から看護師さんに感謝でした!

ソーシャルディスタンスとプライバシー

ソーシャルディスタンスで、
隣同士に座れないこともあるだろうけど、

血液内科の待合室はすごい人。

これはかなりの時間待つことになるな~。
なんて思いながら空いてる椅子に座りました。

血液内科へ来る前に、
すべての検査を終えていたので、

血液内科へ着いてからはただひたすら、
名前を呼ばれるのを待つだけ。

テレビだったか、雑誌だったかで、
最近の診察は5分、10分で終わる
とか聞いていたけど、

ぜんぜんそんなことなくて、
長い人だと20分くらい出てこない。

待合室の椅子に座れなくて、
遠くに座ってる人もいて、
番号が表示されてもなかなか来ない。

ドアが開いて出てくるのかと思えば、
ドアを開けたまま質問し続ける人もいる。

人間ウオッチングしながら、
待合室でぼーっとしていて、
気付いたことがありました。

以前なら名前を呼ばれて診察室へ入っていたのに、

今は名前を呼ぶときに、

「番号をお呼びしてもおいでになりませんので、
お名前を失礼します。○○様、診察室へお入りください。」

最初に断りを入れてから、
名前を呼ぶんだってことに。

個人情報とかそんな感じの配慮なんだろうけど、
診察室の前に番号を表示するだけだと、
なかなか気付けないこともあると思うけどな。

朝一から病院へきてすでに2時間半経過。

人間ウォッチング好きの私もさすがに飽きてきた頃、
ようやく娘の番号が表示されました。

待ちくたびれた~
なんてちょっとだらけていましたが、
いざ、診察室前の電光掲示板に番号が表示されると、
なぜか緊張してしまいました。

先生の話

診察室の中に入ると、
先ほど検査したすべての検査の結果が並んでいました。

検査結果に目を通していた先生が顔を上げ、
娘の顔を見てすぐに、

「顔色はいつもこんな感じ?今日は熱があるからたまたま?」

と聞いてきました。

やっぱり娘の顔色って、
色白なんじゃなくて青白なんだ。
毎日見てたからわからなくなってた。

先生「立ちくらみ、貧血、倦怠感、これまであったことある?」

「立ちくらみはけっこう毎日で、倦怠感はたまにあります。
  疲れて眠いと思って寝るけどあんまり疲れはとれてない感じします。」

先生「生理はどう?重い方?軽い方?量は多い?
   生理中に立ちくらみが多いとかある?」

「人と比べられるものじゃないので重いとか、多いとかわかりません。
  その月によって多い時と少ない時があります。」

先生「そうだよね。人と比べてって難しいよね。
   まあ、多い時と少ない時があるってことだね。」

「はい。」

先生「熱が出ることはしょっちゅうある?」

「めったに熱は出ないです。
  風邪とかもあまりひかないです。」

先生「そっか。いろいろ聞いてごめんね。今から説明しますのでお母様も聞いてくださいね。
   今回の検査結果を見て気になったのが、鉄の数値が異常に低いんです。
   まあ、鉄だけでなく白血球もそのほかのものも数値としては、
   どれも必要な数値に届いていないんですが、その中でも鉄が特に少ないです。」

「今回の熱は鉄の不足からきてるんですか?」

先生「鉄というより今回は白血球の減少で、
   免疫力の低下によるものだと思います。」

「鉄を増やした方がいいんですよね?」

先生「そうですね。今回が初めての血液検査になりますので、
   いつもこのような数値かどうかわからないので、
   来月もう一度来て血液検査をしてください。
   あと、鉄の薬を出しますので飲んでください。」

「鉄の数値が上がると白血球も増えるんですか?」

先生「白血球は今回熱が出たことによって一時的に数値が下がったのかもしれないので、
   来月の血液検査でその辺もわかると思います。できれば生理の前後は避けて来てください。
   鉄も白血球も血液を作るのに必要なもので血液が不足すると、
   貧血や立ちくらみだけでなく朝起きられない、倦怠感、
   ほかにもいろいろあるんですが、まず、鉄の数値は上げないといけないんで、
   お薬を飲んでみてください。」

「毎日ですか?」

先生「できれば毎日、食後に飲んでほしいです。
   鉄は胃に負担がかかって吐いてしまう人もいるので、
   本当は2錠飲んでほしいけど、無理なら1錠を毎日。
   どうしても無理だったら体調の良い日の食後に飲んでください。
   絶対に胃に何か入れてからにしてね。」

ショックでした

めったに熱を出さない娘が39度も熱を出し、
当番医に行ったら血液内科の受診をすすめられ、

血液内科で診察したら、
鉄が異常に足りてないとか、
白血球が少ないとか言われてしまいました。

貧血とか立ちくらみは、
娘から聞いたことはありましたが、

倦怠感とか、
朝起きるのが普通の人に比べたら難しいとか、

子宮筋腫の疑いとか、

他にもいろいろたくさん説明されたけど、

白血球が少ないの言葉が、
私的には一番ショックでした。

白血球の言葉はなんか、

怖いというか、
変なことを考えてしまうというか、

とにかくショックでした。

先生に
「一時的なものかもしれません。」

そう言われたことも忘れて、
すごく落ち込んだ私でした。

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