こんにちは、こなきあです。
気付けば8月も終わり、
もう9月なんですね。
8月のお盆から下旬にかけて、
これでもか!ってくらいバタバタしたので、
えっ、もう9月になったの?
そんな感じです。
お盆前までは、
口を開けば「暑い!」しか出ない、
いつも通りの平凡な夏だったんですけどね。
まあ、バタバタを乗り越えたから、
平凡な毎日を過ごせることに感謝できるんですよね。
今回は、
お久しぶりのお客様からの
Line に書かれたメッセージを読んで、
改めて、距離間って大切!と思った話。
生存確認
8月のお盆からバタバタした理由の1つが、
我が家の JK がコロナ感染してしまい、
40度を超える熱を出したことです。
水分を摂るのもやっと、
高熱にうなされる JK をただ見守るだけ。
半年前に DC がコロナ感染したときも、
高熱にうなされるのをただ見守るだけしかできず、
自分は何もしてあげられない、無力だ!
そう思いながら熱が下がるのを待つだけ。
今回もただ熱が下がるのを待つだけの、
無力な自分に落ち込んでいた日、
生存確認。生きてますか?
私のスマホに届いた1件の Line。
Jk が高熱でうなされているときじゃなかったら、
何も感じなかったと思うけれど、
生存確認。生きてますか?
無力だと感じていた私には、
読むのも返信するのも拒否したくなる、
届いてほしくない Line でした。
通話からSNSへ
Line の送り主は、
私がアルバイトしているスナックのお客様でした。
コロナ禍になってからは、
営業できる日が減り、アルバイト?パート?
にはほとんど行けていないのですが、
コロナ禍前は週4日ほど働いていました。
アルバイト先で知り合ったお客様との、
営業や連絡などの主な手段として、
Line や SNS を利用しています。
私が若い頃はLineなんて便利なもんはなかったので、
お客様へのお礼などは、電話またはお手紙でした。
今の人からしたら、何時代?って思うでしょうね。
「明日、お客様にお礼のお電話忘れないでね。」
仕事を終えお店を出るとき、
オーナーから言われるこの言葉に、
緊張しいでビビりの私は
「はーい!わかりました!」
笑顔で元気に返事はするものの、
お礼の電話をするのが、
嫌で嫌で仕方がありませんでした。
いまでは考えられないけど、
(個人情報などいろいろな面で)
交換した名刺に書かれた会社に電話して、
お客様に繋いでもらい、お礼を言う。
もちろん、名刺交換のときに、
電話をかけていいか確認して、
「かけていいよ」
と言われた方にだけにかけていましたが、
直通電話じゃないときなんかは、
受付の人と話さなければならないし、
「かけていいよ」といわれたけれど、
電話だと相手の顔が見えないので、
相手が喜んでいるか不快に思っているか、
声だけで判断しないといけなくて、
何回やっても慣れることがなく緊張しました。
1人が1台携帯電話を持つようになって、
会社に電話しなくて良くなったときは、
めちゃくちゃ嬉しかったです!
個人の携帯に電話できるようになっただけでも、
小躍りするくらい嬉しかったのに、
ショートメッセージを送れるようになって、
パソコンがなくても携帯電話から、
メールなんてものまでできるようになったときは、
技術の進歩って素晴らしい!
心の底から感動し小躍りどころか、
大躍り?するくらいでした。
メールで大躍りしていた私が、
Line と出会ったときは、
「こんなに簡単にメッセージが送れるんだ!」
「相手が読んだか読まないかわかるんだ!」
「通話もできるなんてすごすぎる!」
通話はほとんどしないけれど、
個人的にやり取りできる Line に、
ものすごく感動し狂喜乱舞していました。
相手の状況
コロナ禍前は、
「いまってお店空いてる?」
「空いてますよ!お待ちしてます!」
「昨夜はありがとうございました!またお待ちしてます!」
「こちらこそ~また行くね~!」
会話のほとんどがお店がらみでしたが、
コロナ禍が長くなって、
お店を営業できない日が続くと、
「今日2回目のワクチン行ってきたよ!」
「私も2回目行かなきゃ~」
「大雨だけど大丈夫?」
「道路がすごいことになってるけど大丈夫!」
お店は関係なしで、
お互いの近況を話すことが多くなりました。
二日に一回何かしらの連絡をしてくる人
一週間に一回自分の現状報告してくる人
月に3回ランダムに連絡してくる人
それぞれのタイミング、距離感で
Line のやり取りしていました。
生存確認。生きてますか?
その Line を送ってきたお客様は、
半年以上やり取りをしていなくて、
Line のやり取りどころか、
お店で会ったのはいつだったかな?
すぐには思い出せないくらいでした。
そんな、物理的にも SNS的にも、
距離が開いていたお客様からの Line は、
なんてタイミングが悪い。
まあ、半年ぶりだから仕方ないか。
という思いと、
半年ぶりなのにちょっと思いやりがなくない?
受け取った相手に失礼じゃない?
という何とも言えない気持ちになった私でした。
ほどよい距離感
私は接客業の経験が約30年です。
ファストフード、販売員、エステティシャン
スナック、ラウンジ、クラブなど、
さまざまな種類の接客業を経験してきました。
接客業をする中で、
特に気を付けていたことは、
お客様との距離間です。
コロナ禍で直接お客様と話すことは少なくなり、
友達みたいな Line のやり取りが増えましたが、
Line などの SNS でも、
お客様との距離感は大切にしています。
お客様に対してだけでなく、
家族や友達との距離感も大切にしています。
我が家の JK と DC はいつまでたっても
思春期が終わらないので、
話しかけるなオーラを出したかと思えば、
かまってオーラを出してくるし、
マジでめんどくさい!と思いながら、
お客様との距離感以上に頭を悩ませ、
ほどよい距離感を保つようにしています。
まあ、我が家の距離感はどうでもいいですね。
家族、友人・知人、お客様、ご近所さん、
人付き合い全般において
ほどよい距離感はすごく大切だと思います。
会う頻度が高いからといって、
馴れ馴れしく距離が近くていい訳でもないし、
かと言って、
何度も顔を合わせているのに、
毎回、はじめまして感がある、
よそよそしいのもどうなの?って思うし、
ほどよい距離感を見つけるのは、
長く接客業をしていても難しいものです。
お客様にもいろいろなタイプの人がいて、
初対面でもぐいぐい距離を縮めてくる人もいれば、
何度会っても一定の距離を置く人もいる。
お店で会って話すことができていたときと比べて、
Line など SNS でしか話すことができないコロナ禍は、
お客様との距離感、
ほどよい距離を図るのがとても難しく感じます。
直接会って顔を見て話しをすると、
相手が言葉通りの感情なのか、
言葉とは違った感情なのかを、
顔やしぐさ、言葉から探ることができます。
「大丈夫!」って口では言ってても、
暗い顔してるし本当は大丈夫じゃないんだな、
「話してもいいけど、今度にしようかな~」って人は、
話したくてうずうずしているな、
そんな風に、顔を見ながら会話することで、
相手の本心を見ること読むことができます。
・・・何が言いたいかというと、
半年以上も物理的にも Lineでも
コンタクトを取っていなかった相手に、
「元気ですか?」の言葉もなく、
生存確認。生きてますか?
というメッセージを送るのは、
相手の状況によっては傷つけてしまうので、
絶対にやめましょう!ってことです。
半年以上お互いの情報を交換していない。
相手の現状がぜんぜん見えない、
距離が離れた、離れている人に、
送るメッセージではないと私は思っています。
きっと、JK じゃなくて、
自分が熱にうなされているときなら、
「人がしんどい思いしてるのに、むかつく!」
くらいで流せたかもしれないし、
読むのも返信するのも拒否!
なんて思わなかったかもしれませんが、
あのときは無理でした。
まとめ
気持ち的に返信したくはなかったのですが、
お客様に返信しないのは失礼だと思い、
「生きてます。」とだけ返信しました。
私の「生きてます。」の返信の返信が、
「〇んでなくてよかった。」
「〇にそうなときは連絡してください。」で、
「返信しなきゃよかった・・・。」
と後悔しました。
そういえば、お店で話していたときも、
こんな風に距離感なくずけずけと
言葉を発する人だったな~と思い出しました。
悪い人ではないんです。
ただ、
自分の言いたいことは
言わないと気が済まないし、
相手の気持ちや状況は
お構いなしな人なんです。
今回の経験で、
ずかずかもダメだし、よそよそもダメ。
ほどよい距離感が大切
なんだと、改めて感じました。
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