ちょうど1年前に、
「娘がガールズバーで働きだして半年が経ちました。」
とブログを書いたのですが、
あれからいろいろなことがあって、
娘はガールズバーのキャストから
キャバクラのキャバ嬢になりました。
娘がガールズバーに勤めました!
と書いたブログが、
ちょこちょこ読んでもらえているので、
娘のその後を書こうと思います。
ガールズバーとキャバクラ
ガールズバーもキャバクラも
どんなお店か知らない方のために、
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
に書かれていたのを載せておきます。
ガールズバー(和製英語:girl’s bar)とは、バーテンダーが女性中心のショットバー。
風俗営業ではなく飲食店に分類され、それに準じた営業時間となる。深夜営業の際は店員は18歳以上である。カウンター席に着席する客と相対する形で、カウンター内にいる女性バーテンダーが接客する。風営法で規制されるキャバクラのようにスタッフが隣に座ったり、タバコの火を点けてくれるなどの、接客サービスは、一般の飲食店同様に行わない。
発祥については諸説あるが、2004年3月に東京都八王子市に開店した「girls bar Mcorols(ガールズバーエムカラーズ)」が現在のガールズバーの発祥である。
キャバクラとは、キャバ嬢と呼ばれる女性が客席に付き接待を行う飲食店。ネット上で行う「ネットキャバクラ」という種類もある。料金は時間制で、常時接待を行う風俗営業(接待飲食店)である。
語源はフランス語由来の「キャバレー(cabaret)」と英語由来の「クラブ(club)」を合成した造語で、和製外来語である。キャバレーのような明朗な時間制料金で、クラブの高級感をあわせもつことを意図とした。
ガールズバーもキャバクラも、
お店によって違いはあると思いますが、
基本はこんな感じです。
娘のガルバキャスト姿
18歳になってすぐ
ガールズバーで働きだした娘。
基本、週に4日から5日、
イベントなんかがある時期は、
日曜や祝日も出勤していました。
働きだして半年くらいは、
出勤するたびに”初めて”を体験することが多く、
「今日は初めて場内指名されて嬉しかった!」
「今日のお客さん本指名してくれた!」
初めての体験を楽しんいるようでした。
娘が楽しそうに話す姿を見て私は、
楽しそうで良かった。
一度娘が働いているところを
見てみたいな~
なんて密かに思っていました。
娘がガールズバーで働きだして、
10か月経つか経たない頃、
私の密かな思いが叶うことになりました。
家で家事を終えまったりしていたら
「先輩、今日飲みに行きませんか?」と
エステティシャンをしていた頃の後輩から電話があり、
急だな~と思いながらも
久しぶりに話したいしまあいいかとOKしたら、
「どうせなら先輩の娘さんの働いているガルバ行きましょう!
今から迎えに行くんで準備してください!」と言うと、
30分後には迎えに来てくれて、
娘に連絡する暇もないままガールズバーへ。
お店の入り口に黒服がいて、
「キャストの指名はありますか?」
と聞かれたので、
これが娘の言っていた”本指名”かと思いながら、
「○○ちゃんで。」と当然、娘を指名。
ガールズバーは
スタッフが女の子のバーと聞いていたので、
若い頃に行っていたバーを想像していたけれど、
娘の働くガールズバーは、
私が想像していたバー(Bar)とは
全然違うものでした。
お店の真ん中に大きな
コの字のカウンターはあるけれど、
カウンターの高さは低めで、
周りと中に椅子が置かれていて、
お客さんは当たり前だけど、
キャストも座って接客をするスタイル。
お店の中をきょろきょろと観察していたら、
黒服に呼ばれた娘が歩いてきた。
「指名のお客さまって誰かと思ったら、
ママ!えっ、○○○さんも!びっくりした!」
店内は照明が暗めで、
女性と男性のお客様が来店してきたのは、
接客していた席から見えていたけれど、
それがまさか母親だとは思わなかったようで、
娘は本当にびっくりしていました。
一緒に行った後輩は、
私とはかなり年が離れていて、
私とは母娘までいかないけれど、
どちらかと言えば娘との方が年が近い。
後輩が何度か家へ来た時に
娘と仲良くなっていて、
久しぶりの再会にキャッキャしていました。
再会を喜ぶ娘の姿は、
家を出たときのカジュアルなものではなく、
所謂、キャストドレスを着て、
10cm以上はありそうなピンヒールを履いて、
ちゃんと、
ガールズバーのキャストでした。
娘のガルバのキャスト姿は、
けっこう様になっているな~
なんて、ちょっと感心してしまいました。
もちろん、指名したので、
席に着き接客もしてもらいました。
背筋を伸ばして、
話すときも、お客様の話を聴くときも、
相手の顔を見て接客していて、
ちゃんと”ガルバのキャスト”しているな~
なんて感心してしまいました。
後輩からあっという間に先輩に
18歳になってすぐ、
ガールズバーで働きだした娘は、
同じお店に1年半在籍しました。
最初こそ、
仕事の流れや、先輩との付き合い方、
お客様との接し方など、
覚えること、学ぶことが多く、
必死な感じが出ていましたが、
半年も過ぎれば、
良い意味で慣れてきて、
余裕ができてきました。
その頃には、
指名がしてもらた!
同伴に誘われた!
など嬉しい話ばかりではなく、
「私を指名してくれたお客様なのに、
○○さんが横取りしてきた!」
「本指が入ったのにずっとヘルプさせられて、
お客様の席に着くのに時間がかかった!
ボーイさんが時間見てないから困る!」
などなど愚痴も増えてきました。
私が若い頃に働いていたお店でもあったな~
なんて思いながら、娘の愚痴をうんうんと聴き、
求められれば、アドバイスもしました。
お店によるとは思いますが、
ナイトワークってスタッフの
入れ替わりが激しいんですよ。
若いスタッフが多いお店は特に。
娘のように本業(レギュラー)で働く子は、
わりと長く勤めるけれど、
週に数日のアルバイトの子は、
学生が多く卒業や就活が始まると
一時休業したり辞める子がほとんど。
娘も働きだして1年を過ぎる頃には、
先輩しかいなかったのが、
後輩の方が多くなっていました。
いつの間にか、娘の立ち位置は、
先輩に面倒を見てもらう側から、
後輩の面倒を見る側へ変化していました。
先輩になって後輩の指導を任されることも増え、
娘の愚痴も増えたんだと思います。
年齢が娘より上でも、
入店日が後だと後輩になるので、
「後輩の面倒見てね!」と店長から言われても
なかなか難しいこともあったようです。
ちょっと、長くなりすぎたので、
なかなか難しいことは
次のブログで書こうと思います。
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