こんにちは、こなきあです。
娘の担任教師の「熱血スイッチ」がいつ、ONになるのかいまだにわかりません。
あれだけ、相手に直接話すのは止めてとお願いしたのに、
やってくれましたよ・・・。
事後報告
突然、電話をかけてきて、「僕から直接話します!大丈夫です!」
急に熱血先生になってしまった担任教師を何とか落ち着かせ、
しばらく様子を見ることで解決したはずだったのに・・・。
1週間くらいしたある日、
「なんか先生、言ったっぽいわ。違うことで噂されてる。」
帰宅した娘が、ムッとしながら報告してきました。
最初、娘が何の話をしているのかわからず、
「なに?なんの話?」そう聞き返す私に、
ムッとしたままで娘が話した内容が、驚くべき内容でした。
「直接話すことは止めてほしい。」とあれだけお願いしたのに、
なんと、お願いした2日後に直接相手に事実確認し、相手が認めたので注意もしたと。
先生は嬉しそうに「誤解も解けたし、安心して教室に来なさい!」と娘に言ったそう。
しかも、2日後に話したくせに、娘には今日になってそのことを話してきたらしく、
「ママと私でお願いしたのに、話すとかマジナイ!」
「安心して教室に来いとか、あり得んし!違うことで噂されていい迷惑!」
娘の怒りとイライラはもっともだと思いました。
お願いして約束もしたので、娘も教室へ行くようにしていたけれど、
なんとなく違和感を感じていたところ、前回の話を教えてくれた友達が、
「一部の子に、先生に告げ口したとかなんとか言われてるよ。」と今回も教えてくれたそう。
あれだけお願いしたのに約束破るとか、事後報告とか、私は信じられませんでした。
スマホ所持が当たり前
先生も悪気があってやったことではないとわかってはいても、
約束を破られたこと、事後報告が許せませんでした。
私が直接、相手の生徒に話をしてほしくなかった理由は、
今どきの子が当たり前に持っている、スマホの存在が怖かったからです。
スマホを持つことが悪いってことではないです。
私も持っているし、子供たちにも持たせています。
ただ、使い方次第で便利なものから怖いものになると思うんです。
今回も前回と同じで、娘と仲の良い生徒以外でグループが作られ、
そこで、あることないことの噂話が広まっていました。
娘が高校へ入学した年と同じ時期に、
コロナの影響で、休校やリモートが当たり前になり、
これまで学校への持ち込み、校内での使用が禁止されていたスマホが、
先生と生徒が直接連絡を取るために解禁になりました。
入学したての頃は、親のスマホで対応していた生徒もいましたが、
働いている親からしたら、学校から連絡やお知らせが入るたびに、
子供へ連絡しなければならず、手間がかかるのと面倒くさいので、
今ではほぼ全員の生徒がスマホを所持しています。
学校側から生徒にスマホの使用について、
・朝、家で体温を測りスマホで報告する。
・学校へスマホを持ってきても良いが、電源offにする。
・学校内では先生が使用すると言ったときだけスマホを使用する。
など、ルールはいくつかあるようですが、
うちの娘もそうですが、守っている生徒はほぼいないそう。
先生も、毎日生徒のスマホの電源が切れているか確認するなんて無理ですよね。
クラス専用のグループから、
娘以外を招待して、別のグループを作り、
あることないことを拡散し、別のクラスの生徒も招待する。
娘と仲の良い子はグループ内で広がる噂話や、
グループの存在に疑問を感じ、
娘に教えてくれたり、グループを抜けたりしているそう。
噂話を信じず、娘に教えてくれて、
一緒にいてくれる友達には、感謝しかありません。
学校にほぼ全員の生徒がスマホを持ってきていて、
生徒のスマホ所持が当たり前になっているのに、
こうなることが先生には予測できなかったのか?
「自分が注意すればすべて治まる!」
なぜ、そう思えたのか?約束を破って実行したのか?
先生の行動が疑問でしかありませんでした。
「誤解が解けたから、大丈夫!相手も悪気があった訳じゃない、
もうそんなことはしないと言ってるから教室に来なさい!」
先生は娘にそう言ったようですが、
グループが無くなった訳でもなく、「しない」と言った生徒が、
しなくなった訳でもなく、誤解も解けてないし、解決もしていない。
「誤解が解けた!良かった!」
先生だけが満足している状況に、私はイラっとしました。
見守るだけ
「先生は今の状況を知ってるの?」
「ママが先生に電話して、なぜ話したのか聞くよ?」
先生に対しての怒りが収まらず、電話しようとする私に、
「今さら先生に言ったところでやろ。」
「しばらくしたら収まると思うし言わなくていいよ。」
イラっとはしているけど、冷静な口調の娘。
「でも、あれだけ約束したのにおかしくない?」
「しかも今だに話したことを言ってこないなんて!」
冷静になれない私。
「今までも教室と保健室の半々の学校生活だから、
ちょっと保健室の回数が増えるくらいや~。」
おどけたように明るく娘が言うので、
腸は煮えくり返っていましたが、
娘の意見を優先して先生に電話はしませんでした。
娘に黙って先生に電話してやろうと何度思ったかわかりません。
でも、娘との約束を私まで破ることはできない!
その思いだけで先生への電話は我慢しました。
思ったことをすぐに言ってしまう私が、よく我慢できたと思います。
今回のことで、
スマホで嫌なことがあってもスマホを手放せない娘、
暇さえあればスマホで友達と会話したりゲームしている息子と、
スマホの使い方について話し合うことができました。
相手が傷つくような言葉を、言わない、書かない。
自分が言われたり、書かれて嫌なことはしない。
当たり前のこと、スマホだけに限らないことなんですが、
顔が見えない分、相手の反応がわからないので、
言葉選びは慎重にしてほしいと思い、約束しました。
子供たちにスマホを持たせてから、
使用時間などの話はしたことありましたが、
それ以外は話したことが無かったので、
今回のことで話し合うことができたので、それだけは良かったことです。
母親にできること
宣言通り!?保健室への登校が増えた娘ですが、
なんとか無事に2学期を終えることができました。
いまだに、グループは存在するようですが、
人数もかなり減り、グループを抜けてはないけど、
会話には入らず、既読にしない子がほとんどらしく、
クラスで話をする子も増えたと娘から聞いて、ホッとしました。
成績表を取りに行ったとき、先生から話してくるかと思いましたが、
忘れているのか、話すまでもないと思っているのか「約束」の話はありませんでした。
学校での娘の様子を聞いたときに、
「娘さん、2学期の後半はわりとクラスに馴染んでましたよ!」
きっと見間違いだと思うけれど、
どや顔で言われたような気がして、
腸が再び煮えくり返りそうになった私です。
話を聞いてあげること、見守ること、
母親の私にできることはそのくらいしかないけど、
これからも見守っていこうと思います。
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